こういう時間も大切。

伊木 孝司

伊木 孝司

クラフトマン

2023.12.31

皆さま、ご機嫌いかがでしょうか?
醸造担当の伊木です。


あっという間に2023年も終わりですね。

調べてみたら昨年も12/31に出勤してコラムを書いている模様です。
年末と言っても僕にとっては月末でもあるわけですからね。


今年を振り返ってみれば醸造計画は台風で一回休みになったのを除いてフル稼働の一年でした。

限定も毎月リリースして、その他にチャオプレッソとのコラボのエスプレッソスタウト、
花園ライナーズ用のパッションラガーをリリースして

定番以外に14種類の限定ビールを造りました。

コラムは中々のおさぼり気味で、本当はこういった事、限定ビールについての想いとかを定期的に更新して行くべきなんだろうなって思ってます。
働き方改革と作業効率化で実務の能率は上がってるかもしれないけれど、こういったインプットの日がほぼ皆無。そこら辺をどうにかしたいな。



つーわけで、今年の限定ビールを簡単に振り返ってみる。

1月 ホワイトエール
ヴァイツェンは造ってみたいけれど、あまりヴァイツェン過ぎるのも嫌なので、気持ちはヴァイツェン、中身はホワイトエールな感じに。ドライホップを24時間後に入れてホッピー感を出したかったが、あまり印象に残らず。まだまだブラッシュアップできそうだけど今のところ2024年度で計画なし。


2月 ミルクスタウト

2年連続作成。ピーナッツ感を強調したいために、マッシュタンに一部を投入。ホップの量も調整して良い感じでまとまってきた。イベント時に出した樽が良い感じで熟成されてる気がして、本当はもっとタンク内で熟成したい気持ちもある。次年度はさらにブラッシュアップして丁寧に造る。よほどのことがない限り毎年造る。

3月 ブロンドエール
津田さん初レシピ。アルコール度数は少し高めなってしまって当初の感じとは違う感じになってしまったが、これはこれできれいなビールが出来たのかな。

4月 セッションペールエール
津田さん第二弾。やはり低アルコールはバランスが難しいね。もっとホップ強調すればよいのか、麦芽感を出すのが良いのか悩みながら造る春。


5月 ノットリリースザビール

ヘイジーも造る。ただ、激しいヘイジーは個人的に苦手なので、あくまでもドリンカブル。それっぽくないと言えばそれまでだが日本ではきっとこういうのが好まれると信じてさらにブラッシュアップする。NEPADDHと交互に造るかも。

6月 IPAL
父の日ラガー。やはり熟成が足りないなぁ。それならもはやラガー酵母で造る意味はあるのか毎年禅問答するスタイル。来年はどうしようかぁ。


7月 ニューゴールデンエイム

シングルモルト、シングルホップで造るアメリカンペールエール。大好きなアマリロホップを使ってこういうので良いんだよエールを目指してみた。次年度はどうしても造るレシピが思いつかなくなったら、ブラッシュアップでやるかも。

8月 サワーサマーアワー
流行りそうで流行らないフルーツサワーエール。でも今年は夏場にたくさんのブルワーが醸造してた。副原料の調達が間に合わず、一ヵ月遅いリリース。来年はフルーツを変えてもう少し早めにリリースしたい。商品名は気に入ってるのでこれをベースに毎年フルーツを変えて造ってみたい。


9月 ホッピーサワーセゾン
先月のサワーが個人的に満足いく結果ではなかったので、もう一回サワーをやってみる。発酵度が足りないのをセゾン酵母を追加投入してカバー。数値的に良い感じになって、真夏にピッタリのビールになった。ドライホップのタイミングも再考できるし、伸びしろはありそう。

10月 イーストフェイシングIPA

YCBTの周年ビール。流行りのホップを大量使用(大和醸造的には)でアルコール度数は高めだがそれを感じさせないドリンカビリティー。確実に昨年よりも良い出来になっていると手ごたえはある。毎年この時期なので、次年度は時期を変えてリリースしてみたい。そんで周年ビールは違うの考えたい。

11月 ジンジャーエールエール
毎年のジンジャー。これはこの時期に毎年やりたい。単体では飲みづらい所だが、お料理とよく合うんですよ。それがスパイスエールの良い所だと思う。今回はケグを少し残してあるので、イベント時に出してみようかとおもう。


12月 ワッツランニングフォー?

奈良マラソン用に造る。自分が走った後に気持ちよく飲み干せるために、アルコール度数を下げてスッキリ感を出す。まぁ自分の好きなように造ってるので自分的には一番うまいと思うわ。



番外 

エスプレッソスタウト

チャオプレッソとのコラボビール。どうせならとしっかりボディで高めのアルコール度数で飲みごたえばっちり仕様に。熟成タンクから瓶出しする24時間前にだし袋に入れたエスプレッソコーヒー豆を水出しコーヒーの要領で投入。思った以上に良い感じに仕上がったが、セールスはイマイチだったか。まぁ販売箇所を制限して見たり、SNSの告知がほぼ皆無だったので、良いと思っているものでもこれでは厳しいか。インターナショナルビアカップ銀賞。

パッションラガー
今年も造る。まぁいつものパッションラガーか。とりあえず頑張って継続してみるが、暑い時に売ってみたい気持ちもある。ブラッシュアップ要素はホッピー感を抑えることか。バランス難しい。



というわけで、つらつらと今年の限定ビールをレポートしてみたけれど、個人的にはよくやったわ。この時間ない中(笑)

さて、2024年も変わらずやっていきますよ。今年はイベントに限定ビールを沢山持って行こうと思うので、新しい出会いがあるかも。

定番飲みたい人はお店まで来てね(笑)

それでは皆様良いお年も。そして2024年も健康でビール生活が楽しめる事を祈ってます!